楽見では利益率の高い商品から表示している都合上、カートが誰も取れていない商品が表示されやすいです。出品があってもカートが誰も取れていない状態は、小口しかいない場合か、出品者が設定している価格がAmazonからすると高いと思っている場合に発生します。小口しかいない場合は実際はあまりなくて、大抵が競争力のある価格より高い場合だと思います。
競争力のある価格とは
Amazonからすると高いと思わない価格というのが、セラーセントラルでいうところの「競争力のある価格」というやつです。これ以上高いとAmazonは価格が高すぎると判断します。
競争力のある価格がどのようにして決められているかは、よく分かりません。今まで競争力のある価格が設定されていなかった商品でも、ある日突然競争力のある価格が設定されてカートが取れなくなることがあります。
楽天で仕入れてAmazonで売っても利益が出るので、競争力のある価格ではないのはないのは確かだと思います。でも、問屋で仕入れてもAmazonの手数料が高くてカートが取れない価格になってしまう商品が数多くあるのも事実です。
ここら辺は、Amazonの「お客様第一主義」によるものですね。要するにAmazonが第二で、出品者とか配送業者が最後で痛みを押し付けるってことだと思います。Amazonのプラットフォームを使っている以上仕方がないことですね。
カートが取れない商品を仕入れるか
急に競争力のある価格が設定された場合は判断が難しいですが、すでに競争力のある価格がとても低く設定されてカートが取れていない商品を仕入れるかどうか悩むことがあります。
カートが取れていなくても、「すべての出品を見る」から商品を買うことができます。これは小口出品のときと変わらない条件です。別に売れないわけじゃないのも確かで、カートが取れていない状態で月に10個くらい売れたことがあります。
Keepaをみてカートが取れていない状態でも売れているか確かめることもできると思いますが、今後もその通り売れるわけではないと思うので判断が非常に難しいです。
もしAmazon販売の経験が少ないのであれば、カートが取れていない商品は仕入れない方が良いと思います。正直上級者向けです。
カート価格が空欄のものがカートが取れていない
Rakumiでは、カートが取れていない商品はカート価格が空欄になっています。仕入れる前に、ここを確認してください。
次にKeepaのグラフをクリックして、Keepaの大きなグラフを表示させてください。Buy boxの赤い線が表示されていない期間にも、緑の売れ筋ランキングが上下しているのであれば、カートが取れていなくても売れているということです。
ただし、Keepaを100%信じればそうなるという話なので、仕入れるときは慎重に判断したいところです。
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