できるだけすぐに売れそうな商品を選ぼう

解説

たとえ利益率が高くても売れなくては全く意味がありません。一年くらい在庫していると、それだけでFBA保管料がじわじわと利益率を押し下げてしまって、結局損になるということもあります。

商品選びで重要なのは利益率だけでなく、いかに早くさばけるかも重要な判断基準になります。今回は、Rakumiでどのようにして早くさばける商品を見つけるかを解説します。

Keepaのグラフを確認する

Keepaは無料でも使えるAmazon販売で必須のツールといっても良いと思います。色々なサイトでKeepaについて解説がありますので、ご存じでない方は一度ご確認をお願いします。

Keepaについて少し知識がある前提で、Rakumiでのグラフの確認方法を簡単に説明します。

まずは下の商品を見てください。FBAでカート価格2,580円で、仕入れ価格が864円くらいで、利益率33.488%と結構良さそうですが、真ん中のKeepaのグラフをみると緑の線が下がることなく上に上に上がっていってしまっています。

緑の線がランキングを示していますが、商品が売れるとランキングが小さな値になるので、グラフからすると下に下がります。これはこの商品が全く売れていないことを表しています。

一方次の商品はどうでしょうか、FBAでカート価格が8,400円、仕入れ価格が4,539円くらいで利益率24.845%でこれも結構良い数字になっています。

Keepaのグラフを見ると結構ギザギザしているのが分かると思います。グラフが下がったタイミングで売れていることを考えると、月に数十個くらい売れてそうだというのが分かります。

このように商品がどれだけ売れているのかという具体的な情報ではないのですが、グラフからおおよそどれくらい今まで売れていたのかという情報は読み取れます。

Rakumiを閲覧する際には、このKeepaのチャートを見極めることが大事になりますので、良い形状のグラフを探すようにしてください。

FBA出品者の数も確認しましょう

たとえ良く売れている商品でも、競合するFBA出品者の数が多い場合、カートが取れる確率も下がりますし、自然と価格競争が発生して利益を削ることになりやすいです。

FBA出品者が多い商品は初めから避けた方が良いと思います。出品者が10を超えてくると競争が厳しいと思います。できるだけ少ない方が良いです。

FBA出品者が全くいない、0の場合も良いのですが、FBAに納品できるのかを確認してから出品した方が良いです。一般的な物だと問題ないのですが、危険物だったり液体系は調べた方が良いと思います。

でも利益率が一番大事です

ひとつ利益1円の商品を10,000個売るのも、利益10,000円の商品を1個売るのも、利益10,000円は変わりません。でも労力を考えると、10,000個納品するのと、1個では全然違います。

また相場も変動しますので、利益1円だとすぐに損失になるリスクがあります。利益が多いと最悪損をしない程度に値下げして売り切ることもできます。利益率は将来のリスクへのマージンのようなものです。

まとめ

Rakumiでは利益率の高い順に並べてありますので、とりあえず利益率は考えずに、まずは良さそうなKeepaのチャートを探してみてください。

Keepaのチャートはあくまで過去の情報で、昔安く売っていてチャート形状が良くても、今後売れるとは限りません。チャートの縦軸に価格もありますので、今の価格と違っていないかの確認もしてみてください。

今回は、Rakumiでの売れそうな商品の見つけ方について解説しました。ご参考になれば幸いです。

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