特に説明の必要がないように商品を表示するタイルをデザインしたつもりですが、念のため説明していきたいと思います。

タイトル部
最上部左に少し大きめの字でAmazonの商品名を記載しています。
この文字をクリックすると、楽天でこの文字列をつかって商品検索ができます。Rakumi内部的にはJANコードを使って商品を特定していますが、楽天は店舗によってはJANコードを登録していないこともあるので、文字列を使って検索すると時々掘り出し物が見つかったりもします。
画像部
最上部右に商品の画像を表示しています。
この画像をクリックすると、Amazonの商品ページが表示されるようにしています。楽見はAmazonも楽天もシステムが順にアクセスしてデータを取得していますが、リアルタイムではありません。リアルタイムのAmazonの情報をみたいときは、この画像をクリックして商品ページから確認してみてください。
JANコードボタン
上から2段目左側にJANコードと点数を表示しています。
このボタンを押すと、ASINをキーワードとして楽天で検索ができます。
Rakumiでは単一JANコードで複数個のセット商品はサポートしています。複数JANコードはサポートしていません。Amazon側のデータが複数JANをサポートしていないので、やろうとすると手で打ち込みになってしまいます。無料ツールなんで手動は厳しいです。
点数は商品ページが正しく作られていれば、正しく取得できるのですが、出品者が適当に入れているケースも多いです。Amazonって意外に適当なんですよね。見つけた場合は時々データベースを補正していますが、これも無料なので完璧ではないです。
ASINボタン
上から2段目右側にASINを表示しています。
このボタンを押すと、セラーセントラルでこの商品を出品登録する画面に飛ぶことができます。商品登録時にわざわざJANコードやASINで検索して登録する手間が少しだけ省けます。
Keepaチャート
上から3段目にKeepaのチャート画像を表示しています。
このチャートをクリックすると、Keepaのサイトで大きなチャート画像を見ることができます。Keepaのチャート画像はKeepa側で作成されるものですので、必ずしも正しく表示されるとは限りません。これはという商品が見つかったら、Keepaのサイトに行って確認してください。
カート価格欄
上から4段目左側にカート価格を表示しています。
言わずと知れたカート価格です。カート価格は謎が多いですが、カートに入れるボタンですぐに買える価格が表示されています。決して最安値ではないのがAmazonです。
ターゲット価格欄
上から4段目右側にターゲット価格を表示しています。
ターゲット価格はRakumi独自のものです。ツールがこれくらいの値段だったらカートが取れて勝負になるだろうねという価格を設定しています。アルゴリズムはまだ完ぺきではないので、徐々に改善していきたいところではあります。
以降の利益とかもこのターゲット価格で販売した場合で計算していますので、結構大事な数字になります。あきらかにバグっているものを見つけたらXとかで教えてくれると助かります。
手数料欄
上から5段目左側に手数料を表示しています。
手数料はAmazonのAPIで取ってきているので販売手数料とFBA手数料の合計になります。ですが実際のものと異なることが結構あります。あくまで参考です。利益率が低いとこの手数料であっという間に利益がマイナスになるなんてことはよくあります。逆もありますが。
利益欄
上から5段目右側に利益を表示しています。
ターゲット価格から、手数料と仕入価格を差し引いたものを利益としています。セラーセントラルの支払残高に反映させる分の額面です。
FBA価格欄
上から6段目左側にFBA価格を表示しています。
FBA価格は、FBAでの最安値になります。出品者が全員FBAで出品しているわけではないのですが、FBAの方が優先してカートがとれるのも確かです。FBAで出品するのであれば、FBAの最安値を気にしておくべきです。最安値よりも多少高くてもカートは取れますが、確率が下がります。
FBAセラー数欄
上から6段目右側にFBAセラー数を表示しています。
FBAセラー数はFBAで出品している出品者の数です。要するにライバルの数です。当然ライバルは少ない方が競争が少ないので良いです。ライバルの数が多いと、早く売りたいセラーが値を下げてきますので、今利益が出ていてもそのうち赤字になったりしますので注意です。
FBAセラーがいない場合は注意が必要です。FBA出品できない何かしらの理由があるのかもしれません。そういった場合は先に商品登録を済ませてから仕入れるようにしたいところです。
仕入価格欄
上から7段目左側に仕入価格を表示しています。
仕入価格は楽天での購入価格から最低限つくポイントを差し引いて表示しています。ショップポイントアップとか絶対もらえるポイントは含めています。SPUは入れていませんので、人によってはこれよりかなり安く仕入れることができることになります。
SPUはあまりあてにせずに、最悪値下げしないといけないときのマージンくらいに思っておいた方が、何かと良いと思います。
利益率欄
上から7段目右側に利益率を表示しています。
利益率は、ターゲット価格に対する利益の割合を表示しています。手数料が正確じゃないのでこの利益率も参考程度にしてください。利益率がマイナスじゃ仕入れる価値はないです。利益率が少なすぎるのも在庫している間に赤字になるリスクがあるので好ましくないです。お勧めのレンジは20%付近だったりします。
利益率が高いと、何らかの理由があって利益率が高くなっている可能性もあるので、高すぎる利益率の商品は表示しないように設定してあります。具体的には訳あり商品を格安で売っている業者がいると、それをツールが拾って高い利益率で出してしまいます。
仕入先欄
上から8段目に最安ショップ名を表示しています。39 Shopであれば、頭に39 Shopと表示しています。
最安ショップ名をクリックすると、そのショップの商品ページに飛ぶことができますので、詳細を確認してください。中には訳ありがあるので、しっかり確認して仕入れるようにしてください。
ツールでできるだけ悪質なショップはフィルターしています。フィルターして欲しいショップがありましたら、Xで連絡してください。
カテゴリーと順位欄
上から9段目、最下部にAmazonの商品カテゴリーとそのカテゴリーでの順位を表示しています。
その商品が登録されているカテゴリーなので、時々おかしなカテゴリーに登録されているものもあります。Amazonはほんと適当です。
順位が低いものはフィルターして表示しないようにはしてあります。仕入れてなかなな売れないというのも困るので、順位が低すぎるものは表示していないです。
仕入れてすぐに売れるか売れないかは、順位だけじゃ判断できないです。Keepaのグラフも過去のモノだし、それよりもFBAセラー数が少ないもので、売れなければ価格を下げていく方がすぐに売れたりもします。ここら辺はセラーの腕前です。
まとめ
今回はRakumiの商品タイルに記載しているデータの見方について説明しました。Rakumiは利益商品発見のために作ったサイトで、一覧性を重視して設計しました。その代わりデータの見方については多少慣れが必要なところがあります。
この記事のほかに、マウスオーバーで説明文も表示するようにもしてありますので、使いながら慣れて頂けたらと思います。
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